近年では夏でないにもかかわらず気温が高くなることがあり、それに伴い車の中においても温度が高くなっていることがあります。車の場合車内の温度は高くなる傾向があり、エンジンを切ってしまうといくら太陽の熱に当たっていなくても簡単に、50度以上になってしまいます。この時間は大変短く、少し買い物をするために子供を車の中に残した場合、何かの拍子にエアコンが切れてしまうと、あっという間に温度は上昇し、命に危険が及ぶ可能性も高くなります。
さらに近年の車はサイドガラスに紫外線カット加工がされていますが、フロントガラスは不十分な状態であり、たとえエアコンをつけていたとしても、運転手自身の体温が上昇してしまうことがあります。また高齢者や子供の頭に直射日光が当たってしまった場合は、いくらエアコンをつけていても脱水症状を起こしてしまうので注意しなくてはなりません。
車中で熱中症にならないようにするには、水分補給をしっかりと行い脱水症状にならないようにする、皮膚が乾燥してきたら霧吹きなどを用いて保湿を行う、後部座席に日光があたらないように工夫をすることが大切です。水分補給をする場合は緑茶やコーヒーは避けるようにしてください。利尿作用があるので、さらに脱水症状を起こしてしまいます。