新車であれば購入後3年目、その後2年毎に車検を受けることが義務付けられています。安全面や環境面が保安基準に適しているかどうかを検査するのが目的ですが、日々の忙しさに追われて気が付いたら検査期日が切れていたということもありうるでしょう。実は切れているだけでは罰則も罰金もありません。ただが切れた車を運転した場合は話は別で、運転していなくても公道に駐車していても大きな問題になるということは覚えておいた方がよさそうです。
どのような罰則かというと、公道で走行していた場合違反点数6点になります。違反点数が一定まで累計されていくと免許停止や免許取り消しといった処分が下されることはご存知の通りです。そういった車は自賠責保険も切れている車がほとんどです。この場合は違反点数が６点加算され1年以下の懲役または50万円位以下の罰金が課されます。つまり、検査切れ＋自賠責保険未加入であれば、罰則点数が12点となり90日間の免許停止（前歴0の場合）、罰金は最大で80万円とかなり大きな罪になります。万が一切れてしまった場合は、検査業者に引き取り納車をすればいいのですが、公道を運転できないためレッカー車にて引き取りになるためその分の費用がかかりますが違反にはなりません。